首輪を引かれ、部屋の中を這い回る。人格を無視され、一匹の犬として扱われる非日常。普通なら耐え難いこの状況が、今の私には心地いい。不思議なほど心は静まり返り、惨めなはずの自分を、冷めた視線で見つめているもう一人の私がいる。