鏡に映る裸の自分。そのお尻を眺めるたび、女性の曲線との埋めがたい差に溜息が漏れる。単なるサイズの問題ではない。フォルムの根底にある「何か」が違うのだ。女装において、これこそが最大のネックだと思っている。胸の形は工夫次第で整えられても、お尻だけは、ありのままを主張する。どれだけ試行錯誤を繰り返しても、不思議に納得のいく形には届かない。この思い通りにならないもどかしさこそが、私をこの世界に繋ぎ止めているのかもしれない。