私は今、鏡の中の自分を狂おしいほどの情欲で見つめている。視線の先にあるのは、脳裏に思い描く「女」の、たおやかな曲線だ。誰かに見せるのではない。ひたすら女を演じ、その偽りの肌を愛撫する。鏡に映る自分と理想が重なり合う瞬間、背徳感は頂点へと達する。男である現実を、女を演じる恍惚で凌辱する。この救いようのない変態性こそが、私にとっての唯一の真実なのだ。