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こんな私を嫌わないで

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何とも人工的ではある。豊胸手術を施せば、このような質感になるのだろうか。ブラジャーが吸い付くように肌に密着し、一見すれば官能的ではある。けれど、拭い去れない虚飾の影がそこに色濃く落ちている。胸の膨らみは、私にとって永遠の憧れだ。しかし、それが現実として常に肉体に居座り続けるという事実に、どこか耐え難い恐怖を覚えてしまう。この一時的な偽りの快楽こそが、私にはちょうど良いのかもしれない。

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女装をしているとき、鏡の前でいつも思うのです。もしここに本当のふくらみがあったらと。それは私の中にある「女」の象徴。本当に体を変えたいとは思わないけれど、どうしても胸のふくらんた自分を想像してしまう...それは変態女装子の頭の中をめくるめく、密やかな夢でもあるのです。

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AIが描き出した、完璧なまでに愛らしい胸の曲線。これならあってもいいかもしれない、と夢想に耽るそばから、現実の重みを恐れてやはり邪魔だと拒絶する。無いものねだりを繰り返し、理想と現実の狭間で揺れている。女装子は、つくづく業の深い、わがままな生き物なのだ...あるいは、私だけかもしれないが。

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首に巻き付いた赤い首輪は、あなたの所有物になれたという至福の証。従順な子犬のように、あるいは意思を持たない人形のように、あなたの言葉一つで、私は天国へも地獄へも堕ちていける。お仕置きでも、命令でも、なんでもいい。調教されることで、私は純粋な「快楽の器」へと作り変えられていく。これ以上に官能的な生き方があるでしょうか。

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私は人間であることを辞め、ただの愛玩具へと成り果てました。見つめられるほどに、あなたの所有物へと溶けていく喜びに溺れるのです。世間が眉をひそめるこの姿こそが、私にとっての真実。紅を引いた唇は、言葉を紡ぐためではなく、淫らな悦びの嗚咽を漏らすためにあります。今日、私はあなたの指先ひとつで、どのようにも姿を変える魂のない人形になりました。

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鼻腔をくすぐる微かな香りは、私にとって禁断の果実。女性の尊厳を指先で汚しているのではないかという罪悪感を感じながら、この薄い布に顔を埋めると、憧れ続けた「女」の輪郭が見えるような気持ちになるのです。変態と呼ばれても構わない。この香りに包まれるとき、私の女装は真に求めていた色に染まっていくのを感じます。

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